Sansan株式会社様

Eight_logo

Sansan株式会社は2007年に設立、法人向けのクラウド名刺管理サービスSansanをこれまで国内6,000社以上に提供しています。2012年には法人向け名刺管理サービスに加えて、個人向けに Eight というサービスを開始しました。
Eightは、名刺を正確にデータ化して、スマートフォンアプリで管理することが可能。また、名刺交換したユーザー同士が、Eight内で「つながる」機能を有しています。つながったユーザー間で情報発信ができる「フィード」、チャットのようにコミュニケーションが取れる「メッセージ」、名刺だけでは伝えることができない経歴やスキルを伝える「プロフィール」といった機能を備えており、名刺の管理だけではなく、ビジネスにおけるコミュニケーションツールとして活用されています。

Eight事業部では、弊社FlyData Autoloadを導入していただいていますが、導入に至った背景や、導入過程・導入後の様子はいかがだったのでしょうか。Sansan株式会社の取締役で、Eight事業部長の塩見様にお話を伺いました。


-弊社Autoloadを導入いただいた背景として、導入する前の問題意識や課題、達成したかったことを教えてください。

塩見:Eightは2012年2月にローンチしました。データドリブンな仕組みを構築していきたいという思いはあったものの、当時はサービス開発を優先していたため、しっかりとした解析基盤がないままにスタートしました。
1年後、おかげさまで事業が成長してきたのですが、基盤がない状況下でデータ解析をしていたため、レポート作成の処理が追いつかなくなってきました。解析結果を抽出するのに10時間以上かかってしまうケースも発生し始め、経営陣へのレポーティングがままならない状態で。もっとリアルタイムに分析していかなければいけない、という課題感を持っていました。
様々なソリューションを検討している中で、Amazon RedshiftとFlyDataを見つけてご相談させていただいたという経緯です。

RedshiftとFlyData Autoloadを使う前は、データ解析にかなりDBリソースを取られていました。処理が遅いうえに実サービスにも影響がでるようになり、一晩で解析が終わらずさらに実サービスに影響がでる、という悪循環に陥っていました。それを避けるために解析を止めたりもしましたが、止めたがゆえに気付けなかった変化もあり、何とかしなければと思っていました。

-経営陣へのレポーティングはどういった内容やKPIなのでしょうか?

塩見:ユーザー数、MAU・DAUなどのアクティブユーザー率、名刺の交換枚数など、いくつか重要指標があります。もちろん、重要指標の確認もしますが、「どういうユーザーがヘビーになってくれるのか?」「初期の使い方でどこがボトルネックになっているのか?」など、経営陣へのレポートというよりも、経営陣と一体となって考え、事業を進めています。
ただ、確認するデータにはアドホックで作成するものもあり、定常的に確認するにはとても工数がかかるため難しい、という状況でした。

-分析にかなりの工数がかかる状況だったのですね。導入はスムーズにできたのでしょうか?

塩見:重要指標を設計したときは1年くらいかけて取得するデータやログを決めました。なので今回、それを入れ替えるという話になったとき、かなり大変だろうと覚悟はしていましたが、驚くほどスムーズに移行できたと思っています。
RedshiftはPotgreSQL互換だったため、旧解析基盤と同じSQLベースでデータ分析ができることが大きかったですし、容量の重いところから少しずつRedshiftに移行するという形で進めることができたのも大きかったです。

執務室に掲げているダッシュボード
※KPIは非公開情報の為、ボカシを入れています

-ありがとうございます。導入のメリット・導入後の成果を聞かせていただけますか?

塩見:10時間以上かかるケースもあったデータ分析が、ほぼリアルタイムで可能になり、ダッシュボードを大型ディスプレイに表示することができたというのが大きいですね。チームのモチベーションもあがりますし、変化を捉えるという意味ではとても重要なポイントだったと思います。
また、導入後も様々なサービスを拡張していますが、同じスキームで拡張することができでいるので、データ基盤について悩まなくなったのは、工数削減という面でも役に立ちました。

-逆に改善したい点がありましたらお聞かせください。

塩見:ダッシュボードを作り事業全体のKPI把握は自動化できていますが、部門別や施策別にドリルダウンする作業は現状アドホックで行っているので、この点も自動化していきたいですね。

-では最後に、今後、弊社に期待したい事をお伺いしたいです。

塩見:新たなサービスやオプションを色々と出してもらいたいと思います。例えばBIツールともっとシームレスに連携できるようになると、より使いやすくなると思います。

-塩見様、インタビューご協力いただき、ありがとうございました!

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